10万円を着実に増やす方法

彼氏がほし~!でも合コン行ったってどうせできなくないですかあ?

という、男性経験の少ない20代女子のセリフ。

そうじゃなんだよ。と言いたい!

私も、合コンで彼氏ができたことは過去一度しかありません。
はっきり言って約定率めちゃ低いです。

でも、合コンもお見合いも、そういった活動をしていることに意味があると思うんです。

運命の人に巡りあうのは、偶然とかたまたまだっていう人もいるけど、
チャンスは努力した人にこそやって来るもんだと思わない?

出会いは努力ですよ。

でも、ガッついているうちはなかなかいい出会いもなく、肩の力が抜けた時に、
ふとやってくるから不思議。

ほら。トレンドは、諦めた頃にやってくるのと一緒(!?)なのです。ハイ。





さてさて、


トレードで勝つためにはある程度の資金力は不可欠です。
でも、自分の資金量に見合ったトレードをする。ということも重要となってくるわけです。

特にFXの場合、レバレッジが効くせいか、資金量に見合ったトレードがしづらい、
資金量以上のトレードをしてしまいがち。
しかも自覚症状がなくやってしまう方も多いのです。

そこで、資金に合わせたポジションサイズを意識した目標設定の立て方を考えてみます。

例えばこんな条件ではどうでしょうか?

10万円資金

●1トレードあたりの最大リスク5%(5000円)
●月毎の最大ドローダウン20%(20000円)
●1トレード毎のロット5000通貨単位
●月目標200pips

この条件の場合、1カ月で獲得できる利益は

5000通貨×200pips=10000円となります。

※1トレードあたりの最大リスクが5%で最大ドローダウンが20%。
ということになると、実質4連敗で終了。となりますが。。。
これはあくまでも最大リスク。ということで、常にストップを100pipsにする、
というわけではありません。

 

この条件で毎月どれくらい増やせるのかシミュレーションしてみましょう。

 

1ヶ月目 110000円
2ヶ月目 120000円
3ヶ月目 130000円
4ヶ月目 140000円
5ヶ月目 150000円

5か月で元本の50%増やすことができました。
この時点で、1トレードあたりのリスク5%をそのままに、
ロットを上げてみましょう。

150000円に対する5%のリスクとは、7500円
つまり、7000通貨単位までロットを上げることができます。

7000通貨×200pips=14000円

6ヶ月目 164000円
7ヶ月目 178000円
8ヶ月目 192000円
9ヶ月目 206000円

9ヶ月目で元本の100%になりました。
この時点でさらにロットを上げてみましょう。

206000円に対する5%のリスクとは、10300円
つまり、10000通貨単位までロットを上げることができます。

10000通貨×200pips=20000円

10ヶ月目 226000円
11ヶ月目 246000円
12ヶ月目 266000円
13ヶ月目 286000円
14ヶ月目 306000円

1年2か月で元本の150%まで増えました。
ここまで来ると、あとは楽です。同様の割合で常にリスクは一定、元本に対してロットを徐々に増やしていきます。

15000通貨×200pips=30000円

15ヶ月目 336000円
16ヶ月目 366000円
17ヶ月目 396000円
18ヶ月目 426000円

20000通貨×200pips=40000円

19ヶ月目 466000円
20ヶ月目 506000円
21ヶ月目 546000円
22ヶ月目 586000円
24ヶ月目 626000円

2年間で元本の6倍に増えました。

このように、資金に対し、徐々にロットを増やしていくやり方を複利運用と言います。

複利運用の特徴として、
一直線ではなく、最初はゆっくり、途中からぐいっと増えるような曲線を描きます。



なので、上記のように、最初は10か月かけてちんたらちんたら資金が2倍になったのに対し、
15ヶ月目~24ヶ月目まではあっという間に資金が数倍になりました。

すごいですね~。
これならできる!って思いませんか???

 

さて、ここからが本題です。

実行する上でのポイントがいくつかあります。

●ロット数を2倍、3倍と急激に増やさない
●負けて、資金が減った時も、逆の要領でロット数を減らす


みなさん口をそろえて言うこと。
それは、”ロットを増やすと同じように勝てなくなる”のです。

つまり、1万通貨単位でトレードした時と、5万通貨、10万通貨単位でトレードしたときって、
なかなか同じようにトレードすることができない。。という人が多いのです。
ですので、数か月単位で一定ロットでトレードする、ロットを増やす時も徐々に慣らしながら、
増やしていく必要があります。

次に、増えているときはいいのですが、負けたときのロット調節も重要です。
30万円で15000通貨単位でトレードしていて、月末終わったら20万円に減ってしまった。
そんな時は10000通貨単位にロット数を戻す必要があります。

これをやらないで、20万円でも15000通貨単位でトレードし続けたらどうでしょう?
減るスピードも加速しますし、1トレードあたりのリスク5%も守れなくなってしまいます。

いかがでしょうか?

10万円を100万円、1000万円、1億円に!!!
という目標を立てるのは簡単です。

しかし、現実にはそんなに簡単にいくものではありません。

複利でどんぶり勘定した時は結構できそうなんですけどね。
先ほどいった、ロット数を上げたとき、負けが続いた時に必ず挫折しますし、
目標通りにはいかないもの。

そんな時の目標の立て直し方、これが重要となってくるのです。

特に、過去のトレードで一瞬で数100万円失ってしまった。。
なんて言う方は、いかに早く、手っ取り早く取り戻そうか、考えがち。
一度冷静になって、こんなふうに長期的視野で目標設定を考えてみてはいかがでしょうか。

リスク(損失)とリワード(利益)は比例するもの。
リスクが大きければその分利益も大きいのですが、かける必要のないリスクはなるべく避けたいもの。

ゆっくりコツコツ。これ大事です。







トレードと同様、地道にコツコツ頑張っています!