プライドが高い人はトレーダーとして大成しません!

”自営業はプライドが高いから嫌がられるのよねー。”


とリクルーターさんに言われた時に、
思わずいいそうになったけどグッとこらえたことを一つ。

語ればキリがないし、理解してもらえないのがトレーダーとしてのソフトスキル。
資質ですね。

プライドが高い人はトレーダーとして大成しません。

何故ならば、トレードは成功と挫折の繰り返しだから。

自分はできる!絶対成功する!

と言い聞かせて努力するのはいいんですが、
実際やってみると2歩進んで3歩下がる。
ちょっとうまくいっても、ドッカーンと大失敗することの連続なんです。

コツコツ積み上げてきた自信、利益も、たった一回の失敗、
判断ミスで一気に崩れ去る。
どんなに頭が良くて、自信があっても、
プライドが高く、失敗、挫折を経験したことがない人は、
この時点でドロップアウトしていきます。
東大で出ていようが、エリートだろうがどんな人でも木っ端微塵に砕け散りますからね(笑

それでも、自分と向き合い、何者でもない自分を受け入れ、
謙虚に努力する人は多少時間がかかっても結果が出てくる。
そうやって生き残っていくんですよね。

これがトレードでうまくいく人といかない人の大きな違いかと。


履歴書を作る際、これまでのキャリアとスキルを自己分析しなければならなかったのですが、
ハードスキル、つまり目に見える実務経験や資格等を説明するのは簡単なんですけど、
ソフトスキル、つまり目に見えないコミュニケーション能力だったり自身の持つ資質なりをアピールするのは本当に難しい。

「ハードスキルとは、誰もが客観的に識別できる技能のことです。
例えば、車の運転ができる、ブラインドタッチが出来る、何かの
資格をもっている、英語の通訳が出来る、など、誰もがそのスキ
ルの有無に関して異論を唱えることがないスキルのことです。

一方のソフトスキルは、ハードスキルほど評価基準が明確ではあ
りません。例えば、コミュニケーション力がある、会議の進行が
うまい、お客様を大切にしている、提案力がある、時間管理がう
まい、などのスキルのことです。」



だって。自分は努力家です!って一言言ったとしても、
じゃあ一体何をどう努力できる人なのかって、
結果が伴う経験を人に説明しなければなりませんからね。


なので、今回自分のキャリアを客観的に見つめ直すことで、
やっぱりトレードで学んだことは大きかったなと改めて実感しました。