ポジションを取る前は自信があったのに、 ポジションを持った瞬間に負けるイメージが大きくなる。

こんな質問をいただきましたので取り上げます。
「どんな心理状態でトレードしていますか
パリスさんの手法を勉強してから、よくも悪くも1回のトレードに神経を集中するようになりました。
(今思うと、以前は本当に適当にポジションを持っていたな、と感じます)
ポジションを持つ前は、勝ちの優位性に自信があったのに、持った瞬間に負けるイメージが大きくなり、
「なんでここでポジションを持ってしまったんだろう!」とドキドキして、早く利確して逃げたくなってしまいます。
おそらく、まだ「負ける」ということにとてもストレスを感じてしまうのだと思います。
平常心でトレードされていますか?」

平常心でトレードしているかどうか。
という質問です。


さすがにもう12年も同じように毎日トレードしているので、
以前のようにドキドキしたり。。。ということはほとんどありません。

ただ、悪い意味で適当になって凡ミスが増えたのは反省すべきことですね。

例えば、

指標発表をチェックし忘れてその前にポジションをとってしまう
マーケットクローズの時間を間違えて翌週にポジションを持ち越してしまう

等々。緊張感がなくなってしまっています最近は(笑

ドキドキしてストレスを感じるという方には、
ストレスにならないような資金量でやってみては?
と昔はアドバイスしていましたが、
今の私のように緊張感を感じないレベルの資金量に落として
遊び感覚でやるのもどうかなとも最近思います・・・

ストレスはなるべくかけないほうがいいのですが、
適度な緊張感、ドキドキも真剣味の裏返しと思えば必要なものなのかもしれません。

ただ、それがトレードの結果に影響する。
例えば、利確が早くなる。ルール通りにできない。という問題が生じることがあります。
これは、正直場数を踏んで経験値を上げるしかないのかなと。

ドキドキするなっていっても、ポジション持った状態で、
想定外の相場の動きになったらえー!!!ってなりますもん。。。

それが、あらゆる相場を経験すると、
ああ。この相場は、2年前のあの時とにているな。とか、
記憶をたどることができますし、その後の展開もなんとなく想像がつきます。

こうやって、自分の中に過去のデータを蓄積することでしか埋められない感覚ってやっぱりあるんです。

今の段階で経験不足を嘆いてもしょうがないので、
今、自分にある武器で戦うしかないですね。


例えば、”ポジションを取る前は自信があったのに、
ポジションを持った瞬間に負けるイメージが大きくなる。”
この感覚、すごくわかります。

こういう時は多分ダメ。すぐ逃げて正解です。

おそらく、5回エントリーして、3回はそんなビビリになってしまうんだと思います。
じゃあ、あとの2回は?
5回やって5回とも自信がなくなってしまうわけじゃないですよね?
1−2回は割りと自信が確信に近いトレードができていませんか?

こういう時に賭ければいいんです。

特に短期トレードは確率論。
5回トレードして全部最後まで自信があるトレードができる人はまずいないでしょう。
私も含め。

なので、感覚的に、あ、負けるイメージが強いわ。と思ったらすぐ逃げる。
負けるイメージがいつもより弱い。ちょっと自信の方が勝ってる。
と思ったらホールド。

みたいな感じで、こまめに自分が感じることをデータ化してみることをオススメします。

自信レベルを1−5と数値化してみるのもいいですね。
1は何回。
2は何回。
5は何回。
と。自信度5は一体どれくらいの頻度で現れるのか。等々。
自分の感覚が磨かれるはずですから。

もし、1ばっかりだったら、本当に自身のやっていること、トレードポイントに確信がない。
という証拠なので、もう一度最初から勉強し直したほうがいいです。

これもやっぱり、自分と対話すること。トレードの悩みは自分に聞くのが一番。
ということなんです。


ではでは〜!!!