トレードは確率論である

よく、相談で、

”こういうサインが出たので、エントリーしましたが損切りし、
うまくいきませんでした。何がいけなかったのでしょうか。”


このような質問をいただきます。
ご自身のトレードルールを説明し、
エントリー例をおっしゃってくださるのはいいのですが、
正直、断片的に言われても、アドバイスできることはかなり限られています(笑。


まず、エントリーのタイミング、損きりのタイミングがあっているかどうか。
これは、手法やルール、一回のトレード状況をみただけでは判断できません。

あと、最も理解しなければならないことは、

トレードは確率論である

ということではないでしょうか。

つまり、一回うまくいかなかったからダメ。とか決め付けないこと。
何十回、何百回と試してみて、勝率がどれくらいなのか、
プラスになるのかどうか。
等の統計をとってみて初めて、良し悪しの判断がつくわけです。

そういったプロセスなしにアドバイスを乞うのは少々乱暴過ぎます。ハイ。

逆に、ご自身も、一回、2回の勝ち負けにより、
断片でしかその手法を判断できないというのでは、
トレードの上達は望めません。

こういう人が、手法難民に陥るんですよね。


やっていくうちに、自然と色んな発見が得られるはずなのに、
そういった努力もしないで人に聞くような人は、
ひょっとしたらトレードに向いていないのかも。
常に自己解決しなければならない世界ですからね。トレードは。

 

もし、手法で悩んでいらっしゃる方で、相談される方は、
一定期間そのトレードを続けてみて、
得られた結果を踏まえた上で、
こういったところでつまづいている、
とか、
こういったところがうまくいかない。
とか、具体的に記述してくれると助かります。

努力の跡が見られる人からはやる気も可能性も感じられますから。

まあ。ここまで出来る人は、他の人に相談しないで、自己解決できちゃう人なんでしょうけどね。


こういった方もたまに質問してくださいます。


そのままでいいんじゃないでしょうか。

頑張って!できますよ!きっと。

っていう言葉が欲しいだけなんでしょうけどね。
そんなんでよければいくらでも!